
木製の玄関ドアが家に温かさを与えてくれる。小さなドアに合わせた低い天井は安心感を与えてくれる。

南の二階テラスはご主人の部屋からのアクセスできる、ご主人の庭である。外でコーヒーを飲んだり、仕事をしてみたり。下を覗くとリビングと中庭が見える。子供が下で走り回っているのを上からのぞいてみたり。

植栽は日本の雑木林のような佇まいと食べられる植物を織り交ぜている。緑とふれあい、緑を中心に据えた中庭とした。

中庭の壁はテラスから4.8Mと高いが、空が開かれ、緑や木漏れ日により閉塞感はない。プライバシーを確保しながら解放された空間となっている。

画家の奥様が油絵の処理をできるように、ステンレスの洗面を二階に配置した。

ハイサイド窓から光の入る明るいトイレ

夜は間接照明の光がラワンの天井をテラス。安心感のある空間である。

リビング、スタディーコーナー、ダイニングに連続する一本の光。リビングではテレビ前の明かりとなり、スタディーコーナーでは壁面に照らされた柔らかな光に、ダイニングではテーブルの中心を照らす光に。一本の照明が三つの空間を繋いでくれている。

北側立面。三寸の切妻屋根の二階建てに箱がくっついたデザインの外観。この箱の中身は高天井のリビング、プライベートな中庭、二階のテラスという要素を包括している。

三寸の切妻屋根の二階建てに箱がくっついたデザインの外観。この箱の中身は高天井のリビング、プライベートな中庭、二階のテラスという要素を包括している。

西側立面。プライバシーを重視し外に閉じられた外観。近隣と分断されないよう西側に設けられた家庭菜園はコミュニケーションの場として機能している。

外壁は自然界にありそうな少し赤みを感じられる泥のような色に。軒天の杉板も赤身材に塗装をし色彩をそろえている。

南の二階テラスはご主人の部屋からのアクセスできる、ご主人の庭である。外でコーヒーを飲んだり、仕事をしてみたり。下を覗くとリビングと中庭が見える。子供が下で走り回っているのを上からのぞいてみたり。

玄関ドアを開けると右手の壁は少しだけ開いている。奥に進むにつれて広がる空間。その壁は外壁同材とし、内外の連続性を高めた。正面には奥様の絵が美しく飾られるよう間接照明を忍ばしている。

玄関から左手はLDKや水回り、右手は二階に進む階段。二階は個室が並ぶ。左はセミパブリック、右はプライベートと玄関を起点に分かれている。

リビングは3.85Mの高天井。外からは想像できないほど、東、南の光が降り注ぐ。

リビングは3.85Mの高天井。外からは想像できないほど、東、南の光が降り注ぐ。

中庭の南側にはボリュームを設けいないことで、高い壁の中でも開放感と自然光を取り入れられる。リビング、中庭、ステディーコーナー、ダイニングキッチンは窓を開けると一つの空間になる。

中庭の南側にはボリュームを設けいないことで、高い壁の中でも開放感と自然光を取り入れられる。リビング、中庭、ステディーコーナー、ダイニングキッチンは窓を開けると一つの空間になる。

リビングは3.85Mの高天井。外からは想像できないほど、東、南の光が降り注ぐ。中庭の南側にはボリュームを設けいないことで、高い壁の中でも開放感と自然光を取り入れられる。リビング、中庭、ステディーコーナー、ダイニングキッチンは窓を開けると一つの空間になる。

中庭の南側にはボリュームを設けいないことで、高い壁の中でも開放感と自然光を取り入れられる。リビング、中庭、ステディーコーナー、ダイニングキッチンは窓を開けると一つの空間になる。植栽は日本の雑木林のような佇まいと食べられる植物を織り交ぜている。緑とふれあい、緑を中心に据えた中庭とした。

一階にはラワンの建具、ラワンの家具、ラワンの天井とラワンをベースにした。素朴でありながら木目の美しさを感じられる。居心地の良い空間とした。

リビングから玄関を覗く。壁付けテレビ、白い壁、グレーの壁、地窓からの植栽と木製の塀。奥行方向のレイヤーが重なりあう。

リビングは間接照明のみの空間とした。ソファーで読み物をするときには壁のライン照明で照度をあげることも可能。

水回りは黒い床でシーンを転換しながら、キッチンの壁のタイルと同材を壁に配置し、洗面下の棚もスタディーコーナーのデスクと同材のケヤキを用いて、全体感を演出している。

スタディーコーナーには座った時に中庭の植栽を感じられる窓を設けた。ご主人が仕事をしたり、奥様が洗濯物を畳んだり、子供がお絵描きをしたり。みんなの気持ちの良い居場所である。

スタディーコーナーのカウンターはケヤキの一枚板。ラワンの建具と色見が合いながら、硬いこの板はタフに利用できる。

キッチンには小さな吹抜けを設けた。将来隣地に建物ができてもこの吹抜けからの光は確保できる。南の光のラインが入る壁には大判のタイルを設け、彩りを与えてくれる。

キッチンには小さな吹抜けを設けた。将来隣地に建物ができてもこの吹抜けからの光は確保できる。南の光のラインが入る壁には大判のタイルを設け、彩りを与えてくれる。

キッチンには小さな吹抜けを設けた。将来隣地に建物ができてもこの吹抜けからの光は確保できる。南の光のラインが入る壁には大判のタイルを設け、彩りを与えてくれる。

キッチンはカウンターと扉を同色にし、一塊に見えるように選定した。

ダイニングキッチンからスタディーコーナーやリビングにいる人の気配が感じられる。つながりながらも離れている関係は、家族が一つの空間にいながら個人も尊重できる場となっている。

ダイニングキッチンからスタディーコーナーやリビングにいる人の気配が感じられる。つながりながらも離れている関係は、家族が一つの空間にいながら個人も尊重できる場となっている。

リビング、中庭、ステディーコーナー、ダイニングキッチンは窓を開けると一つの空間になる。植栽は日本の雑木林のような佇まいと食べられる植物を織り交ぜている。緑とふれあい、緑を中心に据えた中庭とした。

リビング、中庭、ステディーコーナー、ダイニングキッチンは窓を開けると一つの空間になる。植栽は日本の雑木林のような佇まいと食べられる植物を織り交ぜている。緑とふれあい、緑を中心に据えた中庭とした。

リビング、中庭、ステディーコーナー、ダイニングキッチンは窓を開けると一つの空間になる。植栽は日本の雑木林のような佇まいと食べられる植物を織り交ぜている。緑とふれあい、緑を中心に据えた中庭とした。

リビングとダイニングキッチンの間には中庭とスタディーコーナーを設けた。一体的な利用ができながら、それぞれに少しずつ距離をとることができる。自分の居場所を見つけられるそんなLDKである。

水回りは黒い床にしシーンを転換しながら、トイレの棚もスタディーコーナーのデスクと同材のケヤキを用いて、全体感を演出している。

水回りは黒い床にしシーンを転換しながら、洗濯機周りの棚も建具やリビングの天井と同材のラワンを用いて、全体感を演出している。

裏庭は洗濯物やゴミ置き場と外で行われる家事の場でありながら、多肉植物が趣味の奥様の作業場にもなっている。奥様専用の庭である。

0.25畳の小さな小さなファミリークローク。一階で畳んだ洗濯物はこのかごに入れられ、二階に行くときに自分のカゴをもって部屋に行く。水回りとクロークが階を跨ぐが、省スペースで家事の苦労は軽減される。

階段の先には大きな窓。光に向かって登りたくなる階段である。

階段から降りてくると地窓がある。光と緑に向かって降りたくなる階段である。

玄関左手に設けられた地窓は、隣地からの目を気にせず光と緑を室内に取り入れる。

個室は4つ。夫婦と子供2人の4人家族。それぞれが別々の個室を持つことで、一人になれる場を確保している。

南の二階テラスはご主人の部屋からのアクセスできる、ご主人の庭である。外でコーヒーを飲んだり、仕事をしてみたり。

南の二階テラスはご主人の部屋からのアクセスできる、ご主人の庭である。外でコーヒーを飲んだり、仕事をしてみたり。