間口4.9m、奥行き約15mの都内特有の敷地。
この奥行きに対し、3LDKというプログラムをどう処理するかを考えた。
階段裏を玄関と兼ね、廊下とホールも兼ねることで、一階に二部屋と水回りを設けても広さを感じる玄関ホールにできた。
リビングには、第一種高度地区により切り取られた片流れ屋根を感じる勾配天井を設け、南の光を取り入れた。
ダイニングキッチンは天井を2.57mと高くし、吹き抜けのリビングとあわせ、開放感を演出した。
大きな片流れ屋根の天井には、大判のラワンを設けることでダイナミックな空間とした。
設計: 内藤 正宏
施工: 株式会社楽家
構造 : 木造2階
敷地面積 : 77.80㎡
延床面積 : 88.12㎡
竣工: 2024年10月
エリア: 東京都